弊社代表青木麗子は、福岡県職員（国際交流課中国担当）を経て、中国語及び中国問題スペシャリストとして、30余年もの長きに渡って日中交流の第一線で、日本と中国、ビジネス、文化、人と人を繋いで参りました。

　自ら起業をしてビジネスの世界に入る事など夢にも考えてなかったのですが、1999年に、某日中合弁企業が経営に行き詰まり、訴訟沙汰に晒されていた所に、トラブル解消のための通訳として依頼されたことがきっかけとなり、その後、日中双方のオーナーから強い要望を受けて、北京にあるその合弁会社の総経理に就任することになりました。当時は全く会社経営の経験がなく少し戸惑いを感じながらも、自らを鍛える絶好のチャンスだと捉え、要請を引き受けることを決意し、一人で北京に飛び込み、累積赤字だった会社を2年間で立て直しました。当時誰もが不可能だと言われていた投下資本を全額回収し、4年後には円満撤退に漕ぎ着けたのです。

　2000年に中国がWTO加盟を果たし、中国経済が急速に成長する兆しが見え始めました。同時に、日系企業の皆様から多くの相談が寄せられたことにより、2004年に小さなオフィスを構え、日系企業の中国ビジネスをサポートするためのコンサルティング事業をスタートしました。

　光陰矢の如し、創業してあっという間に20年の月日が経ちました。その間、中国進出企業のトラブル解消のみならず、日本を代表する自動車メーカーの中国戦略転換に携わり、某大手ポンプメーカーの中国進出を全面サポート、台湾における建築プロジェクトのコーディネート、飲食企業の中国進出サポートなど、実に多くの仕事に携わるチャンスに恵まれました。

　これからも、長年にわたって外交通訳やビジネスサポートの場で鍛えられた胆力、堪能な語学力、培われた豊富な経験と広いネットワークを活かしながら、誠実、確実、必ず解決することをモットーに、日中両国の企業の皆様にとって常に頼れる存在であり続けたいと考えております。皆様との出会いを楽しみにいたしております。

2025年
代表取締役社長　

 

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福岡県職員（国際交流課対中交流事業担当）を経て、1989年渡米、国際社会の動向について学ぶ。1996年渡英、ヨーロッパ文化について研鑽。1999年から2003年まで北京にある日中合弁企業の総経理を務める。2004年、株式会社DLC日中ビジネスコンサルティングを創設、現在に至る。

中国、米国、英国など海外滞在歴17年。グローバルな視点を持つ中国語及び中国問題スペシャリストとして30余年の長きに渡って、福岡県の対中交流事業に携わる中、江沢民、胡錦濤、習近平などの中国国家要人来福時のメイン通訳を数多く担当。また、日本を代表する自動車メーカーを始め複数の日系大手企業の対中ビジネス戦略顧問を務める傍ら、地元九州の企業の中国ビジネスも幅広くサポート。

「中国と日本」をキーワードに執筆、講演を通して国境と業種の垣根を超え活躍中。訪中回数600回を超える。
著書に「中国夢大地」「中国風大地」「明日への扉・日中新時代」、訳書に日中戦後外交の奇跡「大河本流」などがある。
中国語検定一級。

【受賞歴】
福岡県男女共同参画県民賞(2008)
中国江蘇省「国際交流貢献・外国人Top10」選出(2009)
中国公共外交協会「日中国交正常化50周年記念・50年50人」選出(2022)